気づき、振り返り「実景モジュール」について【東予地域文化祭】

今年のイベントも素晴らしい作品のオンパレードでした。

今回からいくつか私が勉強させていただいた「気づき」について投稿させていただきます。

今日のテーマは「実景モジュール」云々…です。



クラブでもよくこのテーマは話題になります。

それぞれに「よさ」と「苦心する点」があるように思います。

また、製作者のみなさんもそれぞれにこの点において「アプローチ手法」と言いますか、「立ち位置」が決まっているようです。

実景では、「大明神川」、「肱川と大洲城」、「伊予鉄 三津駅」、「高知家(高知駅)」、「津島ノ宮駅」、「国領川橋梁」、「伊予鉄 梅津寺駅」、「大阪環状線 福島駅」が出展されました。

東予モデラーズサークルのモジュールの特長として、このような実物の風景を模型化される方が多いと言うのが言えると思います。見る側としてもとても楽しみにしている一つの要素ですね。(間違いなく!)

やはり実景をどれだけ実物に近づけるかにみなさんそれぞれ工夫なさっていました。

その分、限られたスペースに再現するために中心となる象徴的な風景をできるだけ忠実に再現するかたわらで、無理な部分をどう省くか?どうベースに入れ込むかを考えて作っていらっしゃったかと思います。

私的にはやはり驚いたのは、高知駅です。あの大きな構造物を再現しながら、一部は縮小し、バランスよくベースに入れ込むことに成功しています。作者のSさんは大歩危・小歩危や下津井瀬戸大橋など、巨大スケールのものをいとも見事に再現なさっています。σ(^_^;

この辺はとても真似しきれないセンスの素晴らしさを感じます。

大洲城や福島駅のNさんは言わずもがなの我らの師匠様。

現地を細部まで取材なさって、実物通りにストラクチャやシーナリーを自作で再現なさっています。特に象徴的なアングルを意識されて製作されているのと、線路の配置と施工がとても丁寧で、線形が美しく、走行にも優しいモジュールです。

三津駅も「またしてもやられました~!」的な感じ。(笑)

特にミリ単位の高低差が忠実に再現されているのが、同じく模型化を目指して現地を取材していたものとしては刺激になりました。ホント、「こんな所まで完璧に再現されている!」と驚きましたね…。

大明神川は素材にこだわったIさん、やはり経験豊富なIさんはひと味もふた味も違います。「草」とか「コンクリ」とか基本中の基本なんですが、作り方自体がとても気の遠くなるような作業なんですよね~。やはり「丁寧にやる!」ってのは大切なんですが、分かっていても、ここまではなかなかできないです…。σ(^_^;

国領川橋梁は地元ではとても有名な撮影ポイントですね。その長さを十分再現しつつ、河原や小脇にある構造物をうまく再現されていました。まさまささんもおっしゃっていましたが、河原には意外なものが結構流れて転がっているんですよね~。その辺が興味深かったです。

津島ノ宮駅はとにかく「賑わい」でしょうか。年に2日しかない営業日の様子をぜひ見に行きたいと思いました。必死に乗客を整理する鉄道員の姿が…。この作品は現地の写真やジオラマベースに書かれていた文で作品の紹介を積極的になさっていました。お客さんに「より」楽しんでもらうために、この手のものを用意なさっていたのはとても参考になりました。

梅津寺駅は駅舎に目がいきました。シンプルなようで、実際に作るとなるとちょっと難しい題材です。そこをうまく表現なさっていました。最近は静かな感じがする現地の雰囲気は見事に出せていると思います。

私的には実景モジュールは実物がある以上、妥協があまり許されていない緊張感がいつもつきまといます。でもできたときの喜びやお客さんの反応はたまりませんね~。

ウチのモジュールは、最初から完全な実景再現は「無理」と割り切って製作しました。立ち位置としては「実景半々、空想半々」ってところでしょうか?

このテーマは研究が尽きることのない、面白いテーマだと思います。σ(^_^;

好き勝手なことを書きましてスミマセン!長文失礼いたしました~!



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難しい問題ですよね

情景に拘るのはとても難しいと思いますよ。
一番楽なのは、実物の風景をそのままNスケールで再現すれば早いのでしょうが(苦笑)
スペースの問題や作成期間等で色々と制約が付きますからね。
みぬ鉄さんも書いてましたが、センス?が一番なんですかね。
それに、本来の目的もありますし!
(車両がストレス無く走れる事と、トラブルが発生した場合への対処等)

あたしも作りたいなと思う場所があったりするのですが、作成時間が~(爆)
それと、置く場所の問題もあるので中々作成に踏み切れないでいます。
市駅を作りたいな~と思っていて、一応組み線路では集めてみたのですが~
現地取材?が気軽に出来ないので、企画段階?になってます(苦笑)

みぬ鉄さんのレポートを見てやる気スイッチが半分入った?
今後はぼちぼちと放置になっていた小型レイアウトの作成を開始してみようかな?
市駅は無理っぽそうだから(汗)

Re: 難しい問題ですよね

るりさん>
長文を読んでいただき、ありがとうございました!σ(^_^;

他の方の作品を論ずるのもおこがましいですが、広くご紹介したくて、記事にしました。

さすがに写真を勝手に流すのは失礼ですので、勉強させていただいた内容を書かせていただいた次第です。

私のはさておき、地方四国と言えども、レベルが高いです。この中に身を投じて精進できるのはこの上ない喜びです。

実景でなくとも、スゴい作品も!

松山市駅は高浜線が複線で出てくる横河原線が単線なのがネックなんですよね~。展示運転を考えた時。

また屋上の観覧車や裏側の複雑な構造など難しい課題はいっぱいですが、誰かは作っちゃうんじゃないかなぁ、というくらい技術持った方が多いです。

私は…、当分、小物作りや車両に手を入れたいと考えています。

しかし、どの作品も展示するのも今回限りっていうのはほんと勿体なさすぎですね…。(T_T)

ウワーナガイーブンショウダー

うーん子供だからわかりませーん。←あるテレビ番組のセリフです。

いずれ僕も小規模であっても手をだすであろうモジュールですからね。すごく参

考になる制作者としての意見、ありがたいです。

いまのところ、紀勢本線の津~亀山間の景色、そして亀山駅がおもむきあってい

いななんて思ってます。

Re: ウワーナガイーブンショウダー

113系B03編成さん>

ジオラマ作りはとても深いんですよ~。

最近は自己満足に終わらせず、「どうやって見てもらうお客さんに楽しんでもらうか?」というのが一つのテーマになってきていますね。

ですので、新世界から通天閣を俯瞰するというカメラのアングル一つだけにこだわり、あとはデタラメの空想でまとめるという作品になりました。(笑)

なので、通天閣の最上部のバランスにはものすごく注意しましたよ~。

立って見ても変でない、かがんで見ても変でないバランスってのは難しかったです。

実際には全体は精密なスケールより小さめ。最上部だけほんの少し大きめに作られています。スケール通りですと線路や走行する車両との距離が近すぎて、アンバランスな感じが出ます。

でも最上部まで小さくしてしまうと、かがんで撮影したときに展望台がものすごくショボく感じたんですよ~。モックアップを含め、最上部だけ3度寸法取りをやり直したのはそれが理由です。

うんちくばかりでゴメンナサイ!

でも、どの方の作品もそのような「こだわりポイント」があり、そこをよく考えて製作されていると思うんです。そう何回も同じモジュールが見られる訳ではありませんから、備忘録にとも思って記事にした次第です。σ(^_^;
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Author:大スケ兵衛
四国風味の鉄道模型を鋭意製作中!

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